熊谷の方より相続に関するご相談
2025年02月04日
Q:実家をどれだけ探しても、母の通帳が見当たらず相続手続きが難航しています。行政書士の先生、何か手立てはないでしょうか?(熊谷)
先日亡くなった母の相続手続きを始めているのですが困ったことがあり、行政書士の先生にご質問させていただきました。私は熊谷に住む40代パート主婦です。母が亡くなったため相続財産調査をしなければならず、同じく熊谷にある実家に仕事の合間を縫って通っています。私には兄もいますが、熊谷から遠く離れたところに住んでいるため、主に相続手続きは娘の私が行うことになりそうです。
そこで今問題になっているのが、どれだけ部屋中を探しても金融機関のキャッシュカードや通帳が見当たらないことです。母の財産が確定しないことには次の相続手続きに進めませんが、日ばかりが経ってしまい焦っています。定年退職まで勤め上げた母なので退職金ももらっているはずですし、株式投資なども積極的に行っていた人なので、使用している金融機関はひとつではないはずです。とはいっても、どの金融機関を使っていたかまでは分かりません。
行政書士の先生、今私にできることがあるとすればどのようなことでしょうか。相続手続きが序盤から難航しており、今後最後まで自分だけで進めていけるかとても心配しています。(熊谷)
A:戸籍謄本を用意し相続人であることを証明できれば、金融機関に対し残高証明書や取引履歴証明書の発行依頼が可能です。
亡くなったお母様の財産調査が思うように進まないとのことですが、ご実家で通帳を探す際に遺言書や終活ノートはありませんでしたか?被相続人(故人)が利用しているすべての金融機関を相続人が把握していることは稀ですので、どこかしらにメモを残している可能性もゼロではありません。
また、遺品整理の際に金融機関の郵便物やロゴが入ったティッシュ、カレンダーなどがあれば、それを手がかりに銀行に問い合わせをしてみてください。相続人であれば、金融機関に残高証明書や取引履歴証明書の情報開示を依頼することができます。そのためには、被相続人と相続人の戸籍謄本等、本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)を用意する必要があります。
今現在、すべての金融機関に対して口座の有無を一括調査する方法は残念ながらありません。そのため、可能性がある銀行をひとつひとつ地道に調査するしかありません。
相続手続きは何かと面倒事や手間がかかることもあり、熊谷のご相談者様のように思うように物事が進まずやきもきしてしまうこともあるものです。相続人がお仕事やご家庭の事情でお忙しい場合にも、少ない時間の中で必要書類を準備し事務手続きなどを進めていかないとならないため、負担を感じられる方も多いでしょう。相続手続きにおいてご不安やご心配なことがあれば、相続の専門家に相談をしてみてはいかがでしょうか。
東松山・熊谷相続遺言相談センターでは熊谷近郊の皆様にご愛顧いただき、相続手続きや遺言書作成などさまざまなお困り事の問い合わせを数多くいただいております。なお、当事務所では初回相談を完全無料で承っております。初回相談が完全無料である一番の理由は、お客様のお役に立ちたいという想いがあるからです。どんな些細なことでも構いません。安心してお気軽に東松山・熊谷相続遺言相談センターの初回無料相談をご活用ください。
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